角栓粉砕テクノロジーとは

 「角栓粉砕テクノロジー(特許出願中)」の技術は、皮脂分泌の増加に伴い強い洗浄や摩擦に頼りがちな従来のケアとは異なり、肌表面の汚れに加えて角栓一つひとつに浸透し、これを内側から粉砕することで毛穴の詰まりを改善することを特徴としています。さらに、うるおいを保ちながら使用後の毛穴を整える効果が期待されるプレミアアンチエイジング独自の製剤技術です。

角栓粉砕テクノロジー,プレミアアンチエイジング株式会社,プレミアアンチエイジングラボ,技術開発,R&D

研究の背景と課題

 近年のクレンジング料には、メイクオフに加え、毛穴の詰まり(角栓)もケアする機能が求められています。一方、角栓は皮脂や角質が固くまとまった構造であるため、洗浄力を高めるほど、肌への刺激が生じやすく、「角栓除去」と「肌へのやさしさ」の両立が困難でした。また、エイジングケアの観点から「肌にやさしい」「毛穴悩みがおきにくい」品質へのニーズが高まり、天然由来成分などの配合が進む一方で、従来のオイルでは角栓除去の実感が得られにくい点が課題でした。

技術の特徴

 そこでプレミアアンチエイジング独自の研究開発として、角栓の性状(固さ・まとまり)に着目し、従来は難しかった角栓構造の「崩し・除去」を可能にする技術開発を推進しました。その結果、天然保湿成分(塩基性アミノ酸)が肌負担に配慮しながら角栓構造を崩すこと、さらに植物由来の両親媒性成分との組み合わせにより、その効果が高まることを確認しました。

角栓粉砕テクノロジーについて

 「角栓粉砕テクノロジー(特許出願中)」の開発にあたっては、多数の角栓サンプルを収集し、有用素材の探索および製剤としての有効性検証を行いました。本検証では、20代から50代の男女を対象に毛穴パックで採取したヒト由来角栓を使用。本技術を搭載した製剤を2週間連用した結果、「鼻部の角栓面積」が約44%減少することが明らかになりました。

 「角栓粉砕テクノロジー」は、皮脂分泌の増加に伴い強い洗浄や摩擦に頼りがちな従来のケアとは異なり、肌表面の汚れに加えて角栓一つひとつに浸透し、これを内側から粉砕することで毛穴の詰まりを改善することを特徴としています。天然保湿成分と植物由来の両親媒性成分を組み合わせた混合素材が角栓の構造を崩し、毛穴からの除去を促すことを確認しました。うるおいを保ちながら使用後の毛穴を整える効果が期待されるプレミアアンチエイジング独自の製剤技術です。

角栓粉砕テクノロジーに関する実験について

実験1 原料レベル

 数ある原料の中から、スクリーニングおよび検証を行った結果、塩基性アミノ酸である「アルギニン」と、植物由来の両親媒性成分である「ジラウラミドグルタミドリシンNa」の組み合わせが、化粧品原料の中で高い角栓粉砕作用を示すことを確認しました(図1)。

角栓粉砕テクノロジー,プレミアアンチエイジング株式会社,プレミアアンチエイジングラボ,技術開発,R&D

実験2 製剤単回使用

 製剤系にて検証を行った結果、独自技術を搭載した製剤は、従来品と比較して優れた角栓粉砕作用を示すことが確認されました(図2)。この結果から、独自技術を搭載した製剤の使用により、角栓の詰まり改善が期待されます。

角栓粉砕テクノロジー,プレミアアンチエイジング株式会社,プレミアアンチエイジングラボ,技術開発,R&D

実験3 角栓粉砕作用の定量化(角栓の個数=角栓が占める面積値を指標に定量化)

 実験2の結果を受けて、独自技術を搭載した製剤を2週間連用しました。その結果、使用前と比較して「鼻部の角栓面積」が44%減少することを明らかにました(図3)。

角栓粉砕テクノロジー,プレミアアンチエイジング株式会社,プレミアアンチエイジングラボ,技術開発,R&D

 「角栓粉砕テクノロジー」の技術をクレンジング料に応用することで、肌負担に配慮した角栓ケアを可能にするとともに、洗い流し後のうるおい感の維持や、後に使用する基礎化粧品の肌なじみ・保湿実感の向上が期待されます。

技術開発部のメッセージ

プレミアアンチエイジング株式会社 技術開発部 部長 松尾一貴

 

 プレミアアンチエイジング株式会社は、研究開発(R&D)を企業価値の中核に位置づけ、生活者の悩みや未充足ニーズを起点に、エビデンスに基づく技術開発と商品設計を推進しています。今回、塩基性アミノ酸(アルギニン)と植物由来の両親媒性成分(ジラウラミドグルタミドリシンNa)を独自設計で組み合わせることで、「高い角栓洗浄力」と「肌へのやさしさ」の両立を目指した「角栓粉砕テクノロジー」を確立しました。

 今後も、確かなエビデンスを積み重ねながら、毛穴悩みや乾燥などの課題解決に資する技術を継続的に進化させ、スキンケア商品を使う楽しさ、肌がよくなる実感、さらには、自分の時間を生きて輝くことつながる価値創出に取り組んでまいります。