想いを語り、真摯に耳を傾ける。

お客様と会社をつなぐ

架け橋のような存在を目指して。

2020年入社

リテール事業本部
グローバルリテールマーケティング部

川原 綾乃

※部署や役職、仕事内容はインタビュー当時(2024年1月)のものです。

グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃

新規事業はなぜこれほど大変なのに面白いのか。

現在の業務を教えてください。

昨年春に、初の試みとなるアウトレット店舗の立ち上げに参画し、その後海外事業部からリテール事業部に異動。そして秋には2店舗目のアウトレット店舗を立ち上げました。店舗開業後は接客はもちろんのこと、スタッフ教育やシフトの作成、イベントの準備といった店舗運営業務全般に携わっています。若手のスタッフが多いので、商品をより良く見せるための所作なども形式的に教えるのではなく、一つ一つ、その根拠を丁寧に伝えるように心がけています。現在は2店舗の統括として、本社の意向を店舗の施策に反映させたり、店舗や来店客の動向を本社に伝えるといった役割も担っています。

新規事業の立ち上げで、印象に残っていることを教えてください。

通販やドラッグストアなどへの卸売販売が事業の中心ということもあり、自社での実店舗を運営するノウハウをゼロから積み上げる事は戸惑いの連続でした。オープン後も特に最初の3ヶ月は、どういう接客スタイルが望ましいのか、自分はどのようなスタンスでスタッフたちと向き合えばいいのかと、毎日、自問自答を繰り返していたように思います。一方で、会社としても新しいチャレンジとなった店舗運営事業に一番近くで携わることができたこと、しかも相当の裁量も託してもらい、とてもやりがいを感じましたし、毎日がとても充実していました。素晴らしいスタッフたちにも恵まれ、立ち上げ期の目標をしっかり達成できたことは大きな自信に繋がっています。

川原さんが仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

店舗を運営する中では、利益率や適切な在庫管理、ブランドビジョンの効果的な発信など意識することはたくさんありますが、なかでも大切にしているのは、お客様一人ひとりの生の声を拾い上げ、新しいサービスや新商品の開発に役立てる事です。実際、店舗に立ってみると、会社の想いも商品の魅力も、まだまだ伝えきれていないことを実感しました。大変なことも多いのですが、これまでにはなかった新たなお客様との接点を、自分が今まさに作り出しているのだという気概を持って、日々の仕事に向き合っています。こだわりがたくさん詰まった自社の商品が目の前で売れていくのはやはり嬉しいもの。以前、「あなたの説明を聞いてまた購入したいと思った」とリピーターのお客様に声をかけていただいたときは、思わず顔がほころんでしまいました。

グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃
グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃

風通しが良く、若手のチャレンジを後押ししてくれる会社です。

転職のきっかけと、入社の決め手を教えてください。

大学卒業後は大手化粧品メーカーに入社し、インバウンド需要も高い都心の店舗で美容部員として働いていました。化粧品やスキンケアに関する知識が身につき、仕事は楽しかったのですが、次第にマーケティングや販売戦略といった分野にも関心を持つようになり、転職を決意しました。海外事業部で自分が一番好きな商材である化粧品を販売しながら、得意な英語も活かせる一石二鳥のポジションが、プレミアアンチエイジングを選んだ決め手となりました。

実際に入社されていかがでしたか。

アウトレット店舗立ち上げまでの約3年間は、代理店を活用した海外市場の法人営業を担当していましたが、ほとんどの期間がコロナ禍だったこともあり、実際は英語を活用する機会は当初考えていたほどはありませんでした。一方で、新しい市場にどのように商品を売り込んでいくかの企画を考えたり、マーケティング、販促企画の提案と、幅広い業務を経験することができました。前職との違いで驚いたのは、本当に風通しの良い職場だということ。若手の意見にも真摯に耳を傾けてくれるので、いつでも新しいことに臆せずチャレンジできるようになりました。

会社の魅力はどういったところにありますか。

繰り返しになりますが、裁量を持って働くことができ、自分の意見や考えを業務に反映しやすいところが当社の魅力だと思います。ただこれは裏を返せば、独りよがりになってしまうリスクも大いにあるということ。当然、自分の意見が常に正しいとは限らないので、以前よりも周囲の声に耳を傾け、それを真摯に受け止められるようになったと感じています。

グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃
グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃

専門性を広げ、情報発信力にも磨きをかけていきたい。

今後どのような店舗にしていきたいですか?

まずは、ブランドイメージをより強固なものにしていくことを目指しています。クレンジングバームのパイオニアとして認知度はあるものの、伝えきれていない魅力はまだまだたくさんあります。私自身も入社して驚きましたが、商品の研究開発にかける並々ならぬこだわりは、まだ消費者にはほとんど伝わっていないと感じています。そういったことをしっかり伝えていく、そしてお客様の声に真摯に耳を傾ける、そんなお客様と会社をつなぐ架け橋のような存在に店舗を育てていくのが私の使命だと考えています。

川原さんのキャリアビジョンについても教えてください。

店舗の運営に携わるようになってから、私自身、まだまだ知識が足りていないと感じることが増えました。肌カウンセリングを行い、その人に合った化粧品を販売して終わりではなく、もう一歩踏み込んだアドバイスができる化粧品の専門家を目指して、今は成分や製法についても改めて勉強を始めたところです。また、自分が得た知識をお客様だけでなく社内にも還元することで、会社の事業成長にも貢献していければと考えています。

グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃
グローバルリテールマーケティング部 川原 綾乃